有限会社杭田建具店

建具屋Blog ~春夏秋冬~

宝木取り

おはようございます。

裸祭り・西大寺会陽は、国の重要無形文化財です。

今年の祭りの日程は2月21日です。その日のために、4日深夜から5日の未明にかけて、

宝木の原木を受取りに行く「宝木取り」の儀が行われたそうです。

会陽の会場となる西大寺観音院を出発して、原木を切り出した如法寺無量寿院まで

使者たちは、菅笠をかぶり、無言で往復したそうです。

新聞に掲載された写真を見て、”赤穂浪士みたい・・・”なんて思った私です。

時代劇のワンシーンのようなご一行の様子でした。

しかも、深夜にひっそりと執り行われているのです。

私が布団に入り寝ている間に、そういった厳かな儀式があり、

きっと会陽に出場される方は、その儀式を密かに思いながら、本番に向け、

意識を集中しておられたのではないでしょうか。

持ち帰られた原木は、粛々と準備が整えられ、21日の祭り本番の日に

宝木となって投下され、男衆が争奪戦を繰り広げるのです。

木にまつわることをおっていると、目に留まった記事でした。

会陽が過ぎれば、備前平野に春がやてくるのでしょう。

私は、宝木をイメージしたり、やってくる春を待ち遠しく感じながら、

この記事を読み終えました。

ものやなにかに、願いや思いを込める・・・・私たちも、日ごろやっていそうですね。

私は争奪戦では負けるので、自分なりに思いをのせて、のせたものを大切にしたいと思います。
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